+αがある生活が人とまちの交差をつくる
地下変電所があることから、有効な賃貸スペースの代わりにピロティ空間が生まれます。
そのピロティを単に家具や植栽などを配置した屋外の無邪気なコミュニティスペースとして留めるのではなく、地域の文化やそこに住んでいる人の個性・特徴を持つ場所をつくることで「地域に根ざしたマンション」が生まれると考えます。
ピロティというハードに対して、ちょっとした「働く」・「楽しむ」場所をレンタル・シェアスペースとして提供することで居住者・地域住民にとって生活の延長上にある「新たな活動の場」となる同時に、ピロティは収益を得る空間になります。
さらに、居住者や地域住民が常に滞在・利用することで、ピロティという空間を、その地域の個性・価値を持った「まちのキーパソン」として提案します。